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片倉景光 (初版 [明治36(1903)年4月] の情報)

位階・勲等・功級從五位
爵位・身分・家柄男爵、舊仙臺藩國老白石城主
職業
性別男性
生年月日安政六年五月十三日 (1859)
親名・続柄 片倉景範の子
家族伯母 周 嘉永五年七月生
妻 たけ 元治元年六月生北海道平民赤城信一女
女 こう 明治十五年三月生
女 せつ 明治十七年十二月生
記述部分(略伝)當家は奧羽中納言伊達政宗の臣片倉小十郞景綱の末なり景綱主政宗公を輔けて諸所の戰に功あり豐臣秀吉甞て景綱を封ずるに三春三萬石を以てせんとす景綱既に伊達氏の封を受くるの故を以て之を辭す德川氏邸を江戸に賜ふ亦之れを辭して受ず政宗之を白石一萬六千石に封ず其の歳入十萬石に比す之れより數世を經世々仙臺藩の國老として先代景範に至る
君は其男なり安政六年五月十三日を以て生れ明治三年五月祖父邦憲の支配所膽振國幌別郡に移住す同十年四月西南の役起るや北海道に有り開拓使屯田兵を遣り征討の軍に從はしむ君舊臣の壯丁五十名を結束して自ら之れを率ゐ自費を以て從軍せん事を開拓使に出願す事例なき故を以て許されず依て十餘名を撰拔して出軍せしむ二十七八年の戰役起るや義勇團を組織し從軍せんとするも許されずして止む同三十年七月特旨を以て華族に列し男爵を授けられ同卅一年八月從五位に叙せらる
家族は前記の外女きよし(明治廿八年五月生)同邦子(同三十五年三月生)あり
住所・電話番号北海道膽振國幌別郡幌別村一〇二
参照人物(親類)
参照次数
読みかたくら かげみつ
別名