立案書式

家屋賃貸借證書
一　東京市……區……町……番地所在
一　瓦葺二階建家屋　壹棟
此建坪……坪　奧行……間　間口……間
右之家屋今般賃借仕り候に付き契約すること如左
第一條　賃貸借の期間を明治……年……月……日より何……年と定む
第二條　家賃は一ケ月金……と定め毎月末日に之を支拂べし
第三條　貸主は賃貸家屋を必要とするときは三ケ月以前に其旨を通知したるときは借主は其費用を以て之を明渡すべし
第四條　官命等により家屋等を掃除するときは其馬用は借主負擔す可し
第五條　借主又は家族雇人の故意又は過失に依り家屋等を破損したるときは速に其費用を以て修繕を加ふべし
第六條　家屋に大破損を生するが又は該家屋に付き權利を主張するものあるときは速に貸主に通知すべし
第七條　家屋の構造又は造作を變更せんとするときは貸主の承諾を經へし但し明渡の際は之を原状に囘復すべし
第八條　本契約に締結したる以外の事項と雖も慣習上借主の負擔すべき義務は之を履行し又は遵守するの義務あるものとす
第九條　借主が家賃の支拂を怠るときは貸主は何時にても一週間前の催告により本契約を解除することを得若し延滯家賃二ケ使以上に及ぶときは貸主は催告を要せず本契約を解除することを得保證人は右の條々借主と連帶して履行の責に任することを約諾仕候也
年月日
住所
借主　某
連帶保證人　某
何某殿
商號登記の申請
一　商號所有者氏名　何某
二同　住所　何市何區何町何番地
三　商號　何々屋
四　營業の種類　何々商
五　營業所　何市何區何町何番地
右の商號は同市（町村）内に同一の營業の爲め他人が登記したるものと判然區別し得べき（商法施行前より使用し來りし）ものに付登記相成度及申請候也
年月日　右
何某○印
某區裁判所御中